被害者がご高齢であることから、早期に示談をし、約450万円が増額された事例

後遺障害等級
11級
傷病名
右肩甲骨骨折、腰椎圧迫骨折
保険会社提示額
748万円
最終獲得額
1,203万円

ご相談内容

被害者 80代 女性
部位 肩、腰
傷病名 右肩甲骨骨折、腰椎圧迫骨折
後遺障害等級 11級
獲得金額 約1,200万円

本件事故は、自転車で信号機のある交差点を青信号で横断中に左折してきた車に巻き込まれる形で事故に遭ったご高齢の女性の事故です。治療を既に終え、後遺障害11級が自賠責で認定され、相手保険会社から示談金の提示を受けた上で、「妥当な金額か」というご相談がきっかけで受任を致しました。

サポートの流れ

項目 サポート前 サポート後 増額幅
後遺障害等級 11級 11級
入通院慰謝料 60 142 82
休業損害 0 130 130
逸失利益 195 152.5 -42.5
後遺障害慰謝料 136 420 284
入通雑費 5 6.5 1.5
交通費 2 2 0
治療費 346 346 0
その他 4 4 0
合計 748 1,203 455
単位:万円

本件は、単純に通院慰謝料、休業損害、後遺障害慰謝料を上昇させるという交渉を行いました。本来的には、後遺障害が11級以上の等級がついてもよさそうだったので、異議申立手続きも勧めましたが、ご高齢ということで、自賠責の事前認定を前提に示談交渉を勧めることといたしました。家事従事者であるのに、休業損害の主張がなされていなかったことから、同居者の就業状況を立証する資料を収集した上で、休業損害を130万円認定させました。この点が一番大変だったところです。その他にも裁判をすれば金額が増額すると思われる損害もありましたが、依頼者のご希望で、早期に示談することといたしました。

解決内容

結果的に、①通院慰謝料が約80万円②後遺障害慰謝料約280万円が増額し、③休業損害も0円から130万円に増額しました。後遺障害逸失利益は、自賠責基準による金額介入前に認定されていましたが、慰謝料、休業損害が上昇した分、実体的な計算をしたため、減額になってしまいましたが、総額としては、約450万円が弁護士が介入したことにより増額され、よい示談となったと思います。

所感(担当弁護士より)

弁護士が正当な金額を認定させるために、介入し、交渉をするだけで、約450万円もの金額が上昇しています。いかに相手保険会社が、低額な金額を提示してくるかがこの事例でも分かると思います。示談金相場の分かっている弁護士が入るだけで、これほどの金額が上昇するということがよく分かる事例だと思い、ご紹介しました。依頼者の方は、これほど上昇すると思っていなかったとのことで、大変喜ばれていました。

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