異議申立ての結果14級が認定された事案
- 保険会社提示額
- 交渉前
- 最終獲得額
- 423万円
ご相談内容
| 被害者 | 50代 女性 |
|---|---|
| 部位 | 頚、腰、肩 |
| 傷病名 | 腰椎捻挫、頚椎捻挫 左肩関節打撲傷 |
| 後遺障害等級 | 14級 |
| 獲得金額 | 423万円 |
ご相談者様にとって、初めての事故ということで、相手方の保険会社への対応などに不安を感じ、事故当初よりご依頼をいただきサポートさせていただいた事案です。後遺障害申請の結果非該当とされましたが、異議申立てを行い、14級9号が認定され、適切な賠償金で示談をすることができました。
サポートの流れ
| 項目 | サポート前 | サポート後 | 増額幅 |
|---|---|---|---|
| 後遺障害等級 | – | 14級 | – |
| 入通院慰謝料 | – | 103 | 103 |
| 休業損害 | – | 64 | 64 |
| 逸失利益 | – | 90 | 90 |
| 後遺障害慰謝料 | – | 110 | 110 |
| 文書料 | – | 1 | 1 |
| 交通費 | – | 1 | 1 |
| 治療費 | – | 100 | 100 |
| 過失相殺 | – | -46 | -46 |
| 合計 | 0 | 423 | 423 |
| 単位:万円 | |||
1. 保険会社対応の一任: 治療費の支払い対応や、不当な治療費の打ち切り打診に対する交渉など、すべての連絡窓口を担当。ご相談者様が治療に専念できる環境を確保しました。
2. 等級認定に向けた戦略構築: 症状固定後、残存した症状について適正な等級(14級9号)を獲得するため、通院のフォローなどをさせていただきました。
3. 異議申立てのための立証資料の作成・提出: 痛みの後遺障害の申請で重要となる、治療期間を通じた症状の「一貫性」と「客観性」を裏付けるための医学的証拠を独自に作成し、自賠責保険へ提出しました。
4. 弁護士基準での請求: 後遺障害等級14級9号の認定獲得後、すべての損害項目(慰謝料・逸失利益)を裁判所(弁護士)基準に引き上げ、増額交渉を実施しました。
解決内容
弁護士の適切なサポートと立証活動の結果、残存症状について後遺障害等級14級9号の認定を獲得し、以下の金額で解決しました。
後遺障害慰謝料1,100,000円 等級認定により発生した賠償金
後遺障害逸失利益900,000円 労働能力の喪失(5%相当)に対する補償
傷害部分の賠償金1,030,000円 治療期間中の傷害慰謝料
休業損害など 640,000円 主婦休業損害として認定
最終的な賠償金額は、約423万円となりました。
所感(担当弁護士より)
本件は、事故当初からサポートさせていただき適切な解決ができた事案です。
後遺障害申請では当初非該当とされましたが、異議申し立てのための医学的証拠を作成サポートさせていただき、症状が医学的に説明でき、かつ一貫性があることを適切に立証できました。
その結果、当初の認定が覆り、14級9号の後遺障害認定を受けられ、それに伴う裁判所基準での高額な賠償金の獲得につながりました。
早期のご相談が、治療への専念と適正な補償の獲得の両面で非常に有効であることを示す事例となりました。





