示談交渉で請求金額満額を獲得した事例
- 保険会社提示額
- 交渉前
- 最終獲得額
- 174万円
ご相談内容
被害者 | 30代 女性 |
---|---|
部位 | 首 |
傷病名 | 頚椎捻挫 |
後遺障害等級 | なし |
獲得金額 | 174万円 |
自動車で交差点へ進出したところ、左折しようとした左側先行車両が膨らんで左折したために、相談者様車両に接触した事例です。加害者は公務中であったため、自治体が相手方となる特殊な事案でした。
サポートの流れ
項目 | サポート前 | サポート後 | 増額幅 |
---|---|---|---|
後遺障害等級 | – | – | – |
入通院慰謝料 | – | 92 | 92 |
休業損害 | – | 84 | 84 |
逸失利益 | – | 0 | 0 |
後遺障害慰謝料 | – | 0 | 0 |
入通雑費 | – | 0 | 0 |
交通費 | – | 0.5 | 0.5 |
治療費 | – | 16.5 | 16.5 |
過失相殺 | – | -19 | -19 |
合計 | 0 | 174 | 174 |
単位:万円 |
事故後比較的早期にご相談いただきました。
特殊な事案であったためか、当初、相手方から人身について対応がなされておりませんでしたので、適切に通院ができるようフォロー差し上げました。
症状や治療経緯を共有させていただきながら通院を継続し、治療終了後は粘り強く交渉し解決に至りました。
解決内容
相談者様は、家事に従事していましたので家事労働に対する適切な休業損害を獲得しました。
また、慰謝料についても訴訟に至った場合の基準で算定した金額の100%を獲得することができました。
所感(担当弁護士より)
本件は、相手方が自治体となった特殊な事案であり、介入前には人身についての対応がなされていないなど不適切な対応がとられていました。
弁護士介入により、適切に通院についてのフォローを差し上げ、解決は訴訟による解決とまったく遜色のない解決内容となりました。
示談交渉では、訴訟基準額の100%の金額での慰謝料を獲得するのは難しいことが多いのですが、まれに、本件のような解決ができる場合があります。