直進走行車と路外施設からの進出車との衝突事故で、過失割合を有利に修正させることができた事案

- 保険会社提示額
- 交渉前
- 最終獲得額
- 35万円
ご相談内容
被害者 | 20代 男性 |
---|---|
部位 | 頚、頭、手、膝 |
傷病名 | 頚椎捻挫、頭部外傷、 右手関節打撲傷、左膝関節打撲傷 |
後遺障害等級 | 等級なし |
獲得金額 | 35万円 |
片側2車線道路の中央線寄りの第2車線を直進していたところ、急遽、路外施設から右折進出してきた相手方車両に衝突された事案です。
相当なスピードで相手方車両が路外施設から急発進したとのことで、過失割合に納得がいかないとしてご相談を頂きました。
サポートの流れ
項目 | サポート前 | サポート後 | 増額幅 |
---|---|---|---|
後遺障害等級 | – | – | – |
入通院慰謝料 | – | 21 | 21 |
休業損害 | – | 0 | 0 |
逸失利益 | – | 0 | 0 |
後遺障害慰謝料 | – | 0 | 0 |
入通雑費 | – | 0 | 0 |
交通費 | – | 0.1 | 0.1 |
治療費 | – | 17.9 | 17.9 |
過失相殺 | – | -4 | -4 |
合計 | 0 | 35 | 35 |
単位:万円 |
物損、人損共にご依頼いただき、実況見分調書等の刑事記録を取得の上、相手方保険会社と交渉しました。
解決内容
相手方保険会社は、当初、20対80の過失割合が相当であると主張していましたが、依頼者様に有利に過失割合を修正させ、結論として、10対90の過失割合で示談できました。
人損は、通院日数が極めて少なく、慰謝料は、比較的低額にとどまってしまいましたが、物損金額が大きかったもあり、当方に有利に過失割合を修正させることができましたので、ご満足いただけました。
所感(担当弁護士より)
事故の過失割合は、過去の裁判例が集積され、事故類型ごとに基本的な過失割合がおおむね決まっています。
この基本的な過失割合に種々の修正要素を加えて、当該事故の過失割合を決めることになります。
事故の客観的な状況を記録したドライブレコーダー記録があっても、過失割合を有利に修正させることは実際には難しいのですが、本件では、ドライブレコーダー記録もない中で、警察が作成する実況見分調書の記載を丁寧に検討し、的確に主張することで、相手方に過失割合の修正を認めさせることができました。
保険会社から提示されている過失割合が相当なのか、疑問に思われている方は、是非、無料の電話相談をご利用ください。