後遺障害により被害者に生じた仕事、日常生活への影響を詳細に主張し、正当な逸失利益を獲得した事例
- 保険会社提示額
- 858万円
- 最終獲得額
- 2,505万円
被害者 | 50代 会社員 男性 |
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部位 | 右肩 |
傷病名 | 肩鎖関節脱臼 |
後遺障害等級 | 10級 |
獲得金額 | 約2500万円 |
サポートの流れ
項目 | サポート前 | サポート後 | 増額幅 |
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後遺障害等級 | なし | 10級 | – |
入通院慰謝料 | 74 | 192 | 118 |
休業損害 | 39 | 39 | 0 |
逸失利益 | 274 | 1,440 | 1,166 |
後遺障害慰謝料 | 187 | 550 | 363 |
入通雑費 | 280 | 280 | 0 |
交通費 | なし | なし | – |
治療費 | 4 | 4 | 0 |
過失相殺 | – | – | 0 |
合計 | 858 | 2,505 | 1,647 |
単位:万円 |
事故・怪我の状況
バイクに乗車中、駐車場内において、四輪車に衝突された事故。バイク転倒により、肩を骨折し、骨の変形、可動域制限が生じた。
解決までの流れ
示談前に知人より弁護士に相談をしておいた方がいいと言われ、漠然とご相談に来られました。
特に相手保険会社に不満もなく、弁護士に依頼する利点すらご認識のないままご相談に来られました。
相手保険会社の最終残金支払金額が、既払い額を控除すると、約150万円であり、示談交渉においては、示談金額の歩み寄りを見せる気配がなかったため、紛争処理センターに申立てをしました。
同センターでの仲裁手続きにおいては、事故前後における日常生活、仕事に生じている具体的な支障を詳細に主張し、相手の最終残金支払金額を約10倍以上に上昇させることができました。
保険会社によっては、極めて低額な示談案を提示し続けてくるため、粘り強い主張、立証が必要になることを再認識しました。