弁護士が介入しただけで、実質約150万円以上が賠償金額が増加した事例
- 保険会社提示額
- 交渉前
- 最終獲得額
- 350万円
ご相談内容
被害者 | 30代 男性 会社員 |
---|---|
部位 | 首、腰、左膝、右足親指 |
傷病名 | 外傷性頚部症候群、腰椎捻挫、左膝関節打撲、右母指打撲 |
後遺障害等級 | 14級 |
獲得金額 | 約350万円 |
バイクを直進進行していたところ、交差点に右方から進入してきた四輪車に衝突された被害者より相談を受けました。
既に治療を終了され、後遺障害の申請も相手保険会社に依頼中の案件でした。
サポートの流れ
項目 | サポート前 | サポート後 | 増額幅 |
---|---|---|---|
後遺障害等級 | – | 14級 | – |
入通院慰謝料 | 64 | 77 | 13 |
休業損害 | 3 | 3 | 0 |
逸失利益 | 0 | 124 | 124 |
後遺障害慰謝料 | 0 | 110 | 110 |
入通雑費 | 0 | 0 | 0 |
交通費 | 1 | 1 | 0 |
治療費 | 96 | 97 | 1 |
過失相殺 | -25 | -62 | -37 |
合計 | 0 | 350 | 210 |
単位:万円 |
弊所が受任した時点で、既に治療を終了しており、受任した直後には後遺障害14級が認定されたため、弊所が行ったことは、相手が提示していた損害額を上昇させたことだけです。
また、念のため、医療記録を検討し、後遺障害14級の結果に対して異議申立を行う可能性も検討しましたが、異議申立を行う実益がないと判断し、弁護士基準ないし裁判基準で損害を直ちに算定し、相手と示談交渉に入りました。
解決内容
弊所で行ったのは、通院慰謝料の増加、後遺障害による損害の正当な金額での算定のみです。
もっとも、後遺障害損害14級の場合、弁護士の介入がない場合、自賠責保険金75万円の提示しか行われないことが多いので、後遺障害損害だけでも、弊所介入により、150万円以上の損害上昇があったと考えてよいと思います。
所感(担当弁護士より)
弊所が自ら後遺障害を行っておらず、相手保険会社による事前認定事案ですので、弊所にとっては非常に珍しい事案となりました。
弊所の一番の特徴は、事故に早期に介入し、必要な検査・適切な治療態様を行って頂き、妥当でない後遺障害認定結果に対しては異議申立を行う点です。
本件のような案件は、少し物足りないですが、弁護士が介入するだけで、容易に損害賠償金額が急増することを皆様にご理解頂けるよい案件にはなったと思います。