主婦の休業損害が大幅に増額した事例
- 保険会社提示額
- 221万円
- 最終獲得額
- 307万円
ご相談内容
被害者 | 50代 女性 |
---|---|
部位 | 頸部 |
傷病名 | 頸部捻挫 |
後遺障害等級 | なし |
獲得金額 | 307万円 |
相手方保険会社からの提示額が妥当なものであるのか、特に提示されている金額に不満はないが、賠償金額が上がるのであれば、とのことで弊職にご相談に来られました。
サポートの流れ
項目 | サポート前 | サポート後 | 増額幅 |
---|---|---|---|
後遺障害等級 | – | – | – |
入通院慰謝料 | 80 | 88 | 8 |
休業損害 | 63 | 141 | 78 |
逸失利益 | – | – | 0 |
後遺障害慰謝料 | – | – | 0 |
治療費 | 78 | 78 | 0 |
合計 | 221 | 307 | 86 |
単位:万円 |
主婦の方であり、治療実日数が多い方であったため、主婦休業損害の増額が見込めると考え、相手方保険会社に、治療実日数分の家事休業損害の支払いを目標に粘り強く示談を続けた事案です。
依頼者から、事故により、家事へどの程度影響を受けたかをじっくりと聞き取りをしました。これを相手方保険会社に主張したところ、治療実日数約140日分が認められました。
解決内容
相手方保険会社からは、慰謝料のほぼ満額の金額と治療実日数分の休業損害を獲得できました。
所感(担当弁護士より)
治療実日数が140日と多く、治療実日数分全額を認められることは困難かと思われましたが、家事への影響をしっかりと主張、立証することにより、相手方に家事休業損害を認めさせた事例です。主婦の方は、賃金センサスにより、日額約1万円の休業損害が認められるため、弁護士介入により損害額が大きく上昇することが多く、今回の事例もその一つとなりました。
依頼者様は、弁護士特約に加入していませんでしたが、休業損害の大幅な上昇に感謝して頂き、気持ちよく弁護士費用をお支払いいただきました。