医師の協力が得られず、後遺障害認定を断念した事例

後遺障害等級
なし
傷病名
頚椎挫傷、腰椎挫傷
保険会社提示額
交渉前
最終獲得額
295万円

ご相談内容

被害者 50代 女性
部位 頚、腰
傷病名 頚椎挫傷、腰椎挫傷
後遺障害等級 なし
獲得金額 295万円

相談者の方が乗車していた車両の後方に、四輪車が後方から追突した事故に遭い、治療終了後、妥当な損害賠償金を獲得したいと、弊所にご相談されました。

サポートの流れ

項目 サポート前 サポート後 増額幅
後遺障害等級
入通院慰謝料 96 96
休業損害 109 109
逸失利益 0 0
後遺障害慰謝料 0 0
入通雑費 0 0
交通費 9 9
治療費 81 81
過失相殺 0 0
合計 0 295 295
単位:万円

弊所がサポートしたのは、後遺障害認定請求と、その後の示談交渉です。
最初の後遺障害認定請求は、非該当となったため、自賠責保険に対する異議申立もサポート致しました。

解決内容

残念ながら、後遺障害は1度目に非該当となり、異議申立結果も非該当結果となり、結論が変わりませんでした。
後遺障害非該当となった一番の理由は、医師による協力が得られなかったことにあると思います。
医師による協力が得られなかったことから、転院もご提案しましたが、治療を再開することを依頼者がご希望されなかったため、やむを得ない結果となりました。
一方、示談交渉については、家事休業損害はある程度認定を受けられ、通院慰謝料も、比較的高い金額を獲得できました。後遺障害が獲得できなかったことだけが、残念な結果となりました。

所感(担当弁護士より)

早期の弁護士相談、非協力的な病院への通院事案では、後遺障害14級を獲得するのはなかなか難しいという印象を受けます。
本件では、被害者の方に重い症状が残存していましたが、医師が治療は不要と判断する一方、後遺障害としては否定的な考えを持っていました。そのため、後遺障害診断書や異議申立を行う際の医証についても、有力な記載を得られませんでした。
病院選びや、早期の弁護士への相談が必要であることを改めて考えさせられる事案となりました。

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