腱板損傷で12級13号の後遺障害が認定された事例

後遺障害等級
12級
傷病名
外傷性頚部症候群、腰椎捻挫、 右肩腱板損傷、両側坐骨神経痛
保険会社提示額
交渉前
最終獲得額
842万円

ご相談内容

被害者 50代 女性
部位 首、肩、腰
傷病名 外傷性頚部症候群、腰椎捻挫、
右肩腱板損傷、両側坐骨神経痛
後遺障害等級 12級
獲得金額 842万円

交差点において被害者の運転する車両が、一時停止を無視した車両に左方から衝突されて相談に来られた事例です。
物損、後遺障害請求、示談交渉等全てを委任したいとのことでご相談に来られました。

サポートの流れ

項目 サポート前 サポート後 増額幅
後遺障害等級 12級
入通院慰謝料 122 122
休業損害 0 0
逸失利益 418 418
後遺障害慰謝料 290 290
その他 5 5
交通費 4 4
治療費 97 97
過失相殺 -94 -94
合計 0 842 842
単位:万円

まず、物損について、示談交渉を進めました。車両が全損状況にあったため、車両の時価額、買替費用について粘り強く交渉し、当初の相手の提示額から上昇させることができました。
次に、人身損害についてですが、早期に相手の保険会社から治療費の打ち切り処理にあったため、健康保険に切り替えて治療を継続してもらいました。肩についは、可能性は低いもののMRI撮影を行ってもらい、腱板損傷の後遺障害認定に備えました。
治療終了後、後遺障害申請を行い、認定が難しい腱板損傷による後遺障害12級の認定を受け、その後遺障害認定を前提に相手方と示談交渉を行いました。

解決内容

物損については、減価償却を前提とする提示金額から市場価格である真の時価額を認定させました。また、買い替え費用も認定させ、通常の保険会社の処理する金額よりも高い金額で示談ができました。
人身については、極めて難しい腱板損傷での12級の後遺障害認定を勝ち取り、後遺障害12級前提に、示談交渉を進め、収入額が低額であったにも拘わらず、高額な示談金を勝ち取ることができました。

所感(担当弁護士より)

肩の腱板損傷は、MRIで損傷が認められても、事故との因果関係が否定されたり、損傷の程度が弱いとして、後遺障害14級すら認定が為されないことが多いです。今回の事案では、14級を超えて12級が認定された事例であり、大変珍しい事案だと言っても過言ではないと思います。
医師の大半が、「腱板損傷」という傷病名をつけておきながら、MRI検査すら行わないことが多いです。腱板損傷や靭帯損傷の場合には、なるべく事故直後にMRIを行うことが大事です。痛みが強い場合には、転院してでもMRI撮影を行うべきです。
このような指示を出すためには、皆様のなるべく早い相談が不可欠です。
委任をしないという結論になってもよいので、事故直後の相談をお願いします。弊所では無料電話相談を行っております。「こんな事故で弁護士は必要ないだろ」とは思わず、念のためでもよいので、いち早くご相談のお電話をお願いします。

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